こんにちは!訪問診療を専門とした歯科衛生士の久保直美です。
博和会に入職した2007年に中学1年生と中学3年生だった息子も、今では社会人です。私は子育ての経験を活かし、患者様がより快適な生活を過ごせるよう口腔ケアのサポートをしたいと思っています。
皆様は、訪問診療がどのような診療をするのかご存知ですか?聞いたことはあっても、詳しく知らないという方が多いと思いますので、訪問診療の詳細と私の仕事についてご紹介させていただきます。
訪問診療とは
高齢者や体が不自由で通院が困難な方に向けて、歯科医師をはじめとする医療従事者が患者様のご自宅または老人ホームなどの施設で、歯科検診や治療を行うことを訪問診療といいます。
歯科クリニックによって、訪問する範囲や訪問頻度などは異なります。当院では1週間に一度、治療を補助する歯科衛生士と、歯石の除去をはじめとする口腔機能衛生管理を行う歯科衛生士が、歯科医師と一緒に訪問します。
限られた医療設備の中で、訪問診療を行うためには臨機応変に対応するための経験と知識が必要です。一般的に、このような専門のチームを組んでいるケースは少ないですが、訪問診療に特化したチームを作ることで、現場の経験を反映しながらスキルUPやフローの改善などを効率的に行うことができるのです。
訪問診療専任の歯科衛生士としてのやりがい
「かかりつけの歯科クリニックとして、通院ができない方にも訪問診療で、適切な治療を提供したい。そしてその仕組みを作っていきたい。」という、院長の想いに、私は強く共感しているので、訪問診療チームの一員であることにとてもやりがいを感じています。
また、大変なこともたくさんありますが、痛みや苦痛から解放された患者様の笑顔や、口腔内も体も健康になる姿を見て、やりがいを感じています。
患者様に愛される歯科クリニックをつくりたい
家族の支えや職場のスタッフにも恵まれて、このような環境の中で毎日楽しく仕事ができていることに感謝しています。その分、患者様が安心して医療を受けられるような歯科クリニックづくりに、今後も積極的に取り組んで行きたいと思っています。